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Googleサーチコンソールの各エラーと対応方法

Googleサーチコンソールの各エラーと対応方法

サーチコンソールに登録後、しばらくすると「ページがインデックスに登録されない新しい要因」「ページのインデックス登録の問題が検出されました」といったメールが届くことがあります。

ここではサーチコンソールのエラーと、対応方法をご紹介します。

サーチコンソールの登録にはGoogleアカウントが必要です。
持っていない場合は、事前にアカウントを作成しておいてください。

目次

サーチコンソールのエラーの確認方法

サーチコンソールのエラーの確認方法を紹介します。

まず、サーチコンソールを開きます。

Googleサーチコンソール

-サーチコンソール

Googleアカウントにログインします。

サーチコンソールにログイン後、「インデックス作成」→「ページ」をクリックします。

画面を下にスクロールして「ページがインデックスに登録されなかった理由」の各理由をクリックすると、詳細が確認できます。

各エラーの対応方法

それぞれのエラーについてご紹介します。

noindex タグによって除外されました

ページにnoindexタグ(インデックス登録を拒否するタグ)がある場合に表示されるメッセージです。

エラーではありませんが、誤って設置されていることを考慮し、Googleが通知してくれるものです。

URLが

・https://●.com/2025/3/
・https://●.com/category/●/
・https://●.com/voice/
・https://●.com/news/
・https://●.com/blog/

など、アーカイブページになっている場合は、対応不要です。

アーカイブページはブログ記事と同じ内容が表示されるため、Googleから重複ページとしてのペナルティを避けるために、あえて検索エンジンに登録されないように設定していることが多いです。

見つかりませんでした(404)

ページが表示されない、存在しないときに表示されるエラーです。

ページが不要になって削除した場合は、対応不要です。

また、ほとんどの 404 エラーは修正しなくても問題はありません。
404 エラーはサイトのインデックス登録やランキングに影響を及ぼすことがないためです。
404(ページが見つかりません)エラー  Search Console ヘルプより)

なお下記の場合は、修正対応が必要になりますので、適宜修正を行ってください。

・該当ページのURLを変更したが、リダイレクト設定をしていない(要対応)
・誤ったURL等でリンク切れを起こしている(要対応)

ソフト404

ページ上では存在しないページ(404 not found)などと表示されているにも関わらず、ステータスコードで200(問題なく処理された)として返している状態です。

ソフト404は、通常のページと同じようにクロールされるため、対応が必要です。

・検索エンジンが各種リソースにアクセスできるようにする
・必要のないリソースを削除
・ページの読み込み速度を改善

といった対応が必要になります。

ページにリダイレクトがあります

意図的にリダイレクトを設定している場合は、対応不要です。

また、意図したリダイレクトによるSEOの影響はありません。

意図せずリダイレクトになっている場合は、URLを確認し、適宜修正対応を行ってください。

リダイレクトエラー

正しくリダイレクト(転送)できていないときに表示されるエラーです。

対応が必要です。

WordPressの場合は、下記のような場合に発生することがあります。

・URLやパーマリンクの設定ミス
・https化の設定ミス
・プラグインの影響
・テーマの影響

WordPressの「URLやパーマリンクの設定ミス」や「https化の設定ミス」の場合は、パーマリンクや、管理画面の「設定」→「一般」を見直してみましょう。

代替ページ(適切な canonical タグあり)

該当ページに設定したcanonicalタグによって、別のURLが正規URLとして採用された場合に出るエラーです。

基本的に対応不要です。

意図しないURLが正規URLに採用されてしまっている場合は、修正が必要です。

クロール済み – インデックス未登録

記事を書いたのに登録されていない場合は、「低品質なコンテンツ」とみなされており、改善が必要です。

この場合は、情報量が非常に少ないページでこのエラーが出ることが多いです。

・2000文字程度を目安に
・テーマを決めてそのテーマに沿った記事を
・競合記事と比較して足りない部分を追記したり
・関連記事をリンクで貼ったり

しながら対応してみてください。

この対応をしても登録されない場合は、記事を削除するのも一つの手段です。

なお、下記の場合は対応不要です。

・重複コンテンツになっている(記事以外の場合は対応不要)
・RSSフィード
・ページネーションの2ページ目以降
・誤検知

robots.txtによってブロックされました

該当サイトの「robots.txt」が古く、インデックス登録を妨害している可能性があるときに表示されるエラーです。

対応が必要です。

対象サイトの「robots.txt」の内容を確認し、サーチコンソールにGoogleに認識されている「robots.txt」を確認後、両方の状態が異なっていれば、サーチコンソールから再クロールをリクエストすることで解消できます。

・対象サイトの「robots.txt」の確認方法
 http://●●●.com/robots.txt

Googleに認識されている「robots.txt」の確認はこちら

異なっている場合は、サーチコンソールの「設定」→「robots.txtのレポート」から再クロールをリクエストします。

サーバーエラー5xx

サーバーで何か問題が発生している場合に表示されるエラーです。

対応が必要です。

エラー内容に対応が異なります。

・500 Internal Server Error
サーバーで処理方法がわからなくなっている→.htaccessなどの見直し、プラグインの見直し

・502 Bad Gateway
サーバーエラーorアクセス過多 → サーバーの設定見直し、HTML&CSSの見直し

・503 Service Unavailable
アクセス過多 → 続く場合はサーバー移転を検討など

ページ削除ツールによりブロックされました

GoogleのURL削除ツールで「URL削除リクエスト」された場合に発生するエラーです。

Google URL削除ツール

削除をリクエストしたページならば対応不要です。

削除したくないURLだった場合は、削除ツールの履歴から該当リクエストを見つけ、リクエストをキャンセルしてください。

重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません

サイト内に他のコンテンツと同じ、または類似している場合(重複している)に表示されるエラーです。

放置するとGoogleから制裁を受ける可能性があるため、対応が必要です。

理由としては

・サイト内に類似記事がある
・wwwの有無、httpとhttpsの違い、PCページとスマホページの共存

などがあります。

対応方法としては、どのページを正規ページにするかを決め、「canonicalタグ」で正規ページ(URL)を設定することで解決できます。

例)
ページのURLが「https://○○○.com/sample」の場合、
<link rel=”canonical” href=”https://○○○.com/sample/”>

と設定します。

エラー修正後にすること

要対応のエラーに修正した場合は、Googleにクロールのリクエストを送信します。

まず、サーチコンソールを開きます。

Googleサーチコンソール

-サーチコンソール

Googleアカウントにログインします。

サーチコンソールの左メニューにある「URL検査」をクリックし、上部のURLにホームページのURLを入力し、検索します。

画像のような画面になりましたら、「インデックス登録をリクエスト」をクリックして登録を申請します。

しばらくして、下記のような画面になりましたら申請完了です。
数日すれば、Google検索に反映されます。

まとめ

サーチコンソールは、自分のサイトを検索で優位にさせるための情報が詰まった強力なツールです。

時々チェックして自分のサイトの状態を確認することで、よりよいサイト運営が可能になります。

是非活用してくださいね!

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