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サポートしているクライアント様が亡くなられ、ホームページを閉じるお手伝いをした話

こんにちは。TOMOデザインです。

TOMOデザインでは、ホームページ制作後、ご希望のお客様には有償でサポートを行っております。

ワードプレスは年に数回(2〜3回)、本体の更新があり、これを放っておくとセキュリティ上良くなかったり、最新のプラグインが使えなくなったりします。

これを防ぐため、本体の更新と動作確認をかねて、サポートをさせていただいております。

これを9年以上継続していただいているお客様もいらっしゃいます。

目次

ある日、息子さんから連絡が

その年、いつも通りバージョンアップを行い、完了の連絡をした際は、クライアント様御本人から直接お返事がありました。

そして数カ月後、そろそろ次のバージョンアップが来そうだな…。

と考えていた頃、そのクライアント様の息子さんから1通のメールが。

お父様が亡くなられたとのことでした。

数ヶ月前にメールでやりとりしており、まだそこまでご年配の方ではなかったので、非常に驚きました。

そして、ホームページを閉じるお話になりました。

ホームページを閉じるまで

ホームページを閉じるには、2つ解約する必要があります。

それが、
・サーバーの解約
・ドメインの解約
です。

基本的に、支払いが止まれば自動解約&消滅するものではありますが、それまで無駄な出費をする必要もありません。

クライアント様がご契約されているサーバーをご案内し(ドメインは同じ会社でした)、管理画面から解約していただくか、またはサポートへ連絡していただくようにご案内させていただきました。

その後、息子様から月末をもって解約になるとのご連絡をいただき、ホームページは閉鎖となりました。

もしものときのために

今回は、クライアントの息子様が気が付いて連絡をくださったので、何事もなくホームページを閉じることができました。

こうして「ホームページを持っている」ということがわかっていれば閉じることができるのですが、何も知らされていない&知っていても詳しいことがわからない。

という場合があります。

基本的に、サーバーとドメイン代の支払いが止まればホームページは自動解約され、消滅するものではありますが、

・サーバー代とドメイン代をクレジットの自動引き落としにしている
・無料で使えるタイプのホームページ(Wix、ペライチ、アメブロなど)

はそのまま残り続けることがあります。

クレジットの自動引き落としについては、カードの有効期限が切れるとエラーが出るのでいずれは解約になるでしょうが、結構な額になる場合もあるので、わかった時点で解約をおすすめします。

また、無料で使えるホームページについては、自ら解約しないといつまででも残ります。

残っても問題ないものでしたら、放置もひとつの手でしょう。

しかし問い合わせが入ったり、お客様とやりとりが発生しているものについては、きちんと閉じることをおすすめします。

閉鎖については、サービスを運営している運営元に問い合わせてみてください。

ホームページの終焉を見届けて

さて、こうしてホームページの閉鎖を見届けたわけですが…。

たった、数回のやりとりではありましたが、しっかりされた息子さんの対応を受け、ご依頼いただいたクライアントさんは、こうやって家族を養うためにホームページを作り、お仕事をされていたのだと思うと、感慨深いものがありました。

サポートで8年近くお付き合いがありましたので、閉鎖後、すこし寂しさを覚えつつ、息子様の心配ごとを少しでも片付ける手伝いができたて良かったとも感じました。

御冥福と、ご家族の皆さまがこれからお健やかに過ごされることをお祈りしつつ。

ありがとうございました。

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