Googleアナリティクスの解析精度を上げるための3つのオススメ設定

こんにちは。TOMOデザインです。
今回は、Googleアナリティクス(GA4)に設定しておくと良い3つのオススメ設定をご紹介します。
オススメ設定は、
- 自分のアクセスを集計から除外
- 集計データを2ヶ月から14ヶ月分に
- 同じユーザーを重複しないでカウントする
の3つです。
この設定をすることで、アクセス解析の精度を上げることができます。
自分のアクセスを集計から外す
自分のアクセスがカウントされると、正確なデータが取得できません。
自分のアクセスを集計から除外する設定を行います。
まず左下の「
工具マーク」をクリックし、アナリティクスの設定画面を表示します。
管理画面のTOPが表示されました。

「プロパティ設定」→「データの収集と修正」に進み、「データストリーム」をクリックします。

ウェブストリームの詳細画面の「タグ設定を行う」をクリックします。

Googleタグの「設定」タブ画面で、「設定」のメニューにある「もっと見る」をクリックしてメニューを展開します。

展開後、「内部トラフィックの定義」をクリックします。

内部トラフィックルールの「作成」ボタンをクリックします。

「内部トラフィックルールの作成」で、条件を入力していきます。
・ルール名:任意の名前を入力(自分のIPアドレス など)
・IPアドレス(マッチタイプ):「IPアドレスが次と等しい」を選択
・IPアドレス(値):自分のグローバルIPアドレス(IPv4)を入力
条件入力後、「作成」をクリックします。

自分のIPアドレスがわからない場合は、下記手順で調べてみてください。
1)What Is My IP Address? にアクセスします。
2)下記のような画面が出ますので、「My Public IPv4」の値をコピーしてご利用ください。

以下の画面になれば、設定完了です。

設定が完了していることを確認したら、アナリティクス管理画面TOPに戻ってください。
続いて、「プロパティ設定」→「データの収集と修正」→「データフィルタ」をクリックします。

先ほど設定したフィルタをクリックします。

データフィルタの編集画面を下にスクロールし、「フィルタの状態」→「有効」を選択し、「保存」します。

「フィルターを有効にしますか?」の確認画面が出ますので「フィルタを有効する」をクリックします。

以下の状態になれば、設定完了です。

集計データの保持期間を長いものに変更
アナリティクスの集計データは、デフォルトでは「2ヶ月」に設定されています。
データを活用するために、ここでは最大の「14ヶ月」に変更する設定を行います。
アナリティクスの管理画面から、「プロパティ設定」→「データの収集と修正」に進み、「データの保持」をクリックします。

下記画面で「イベントデータ」の「データの保持」を「2ヶ月」→「14ヶ月」に変更し、「保存」をクリックします。

これでデータの保持期間の変更設定が完了しました。
同じユーザーを重複しないでカウントしたい場合
同じユーザーがPCやスマホなど、違うデバイスでアクセスすると、それぞれ別々でカウントされてしまいます。
ここでは、同じユーザーであれば重複しないでカウントアップする設定(Googleシグナルの設定)を行います。
アナリティクスの管理画面から、「プロパティ設定」→「データの収集と修正」に進み、「データの収集」をクリックします。

「Googleシグナルデータの収集」の項目で、「ユーザーに関する詳細な分析情報を引き出し、オーディエンスリストの共有を有効にしましょう」の「オンにする」をクリックします。
「Googleシグナルのデータ収集を有効にする」のポップアップ画面がでますので、「オンにする」をクリックします。

下記のような画面になれば、設定完了です。

これでGoogleアナリティクスの設定の完了です。
まとめ
Googleアナリティクスのデータはそのままでも十分使えますが、ノイズが少ない方がより精度の高いデータを活用できます。
特にデータの保持期間は、14ヶ月がオススメ!
サイト運営は数ヶ月では結果が見えないことが多いので、少なくとも1年間はデータを収集しておきたいところです。
精度の高いデータでより良いサイト運営の役に立ててくださいね!